2016-10-14 角運動量③~力のモーメントの導出~ ◉角運動量の時間変化が力のモーメント 【復習】 角運動量(L):L=r×p で表され、『回転運動の勢いを表す量』であった。 この角運動量を時間微分する(時間変化でみる)と、 (右辺)=dr/dt×p+r×dp/dt =dr/dt×mv+r×dp/dt =dr/dt×mdr/dt+r×dp/dt ここで、第1項は水平どうしのベクトルの積となり0となる。 したがって、 =r×dp/dt さらに、ここで、 dp/dt=mdv/dt =ma =F より、 =r×F となり、これが力のモーメント(N)であります。 すなわち、 N=dL/dt=r×F